2017.10.19 AzureのVMにSANっぽいのとNASっぽいのをアタッチ

こんにちは。ライジングサン企画のC・Rです。

Microsoft AzureでWindows Serverを構築する機会は以前よりよくありますが、ストレージに関する選択肢は常に増えてきていますね。
今回は「マネージドディスク」と「Azure File Storage」を使ってみます。

サーバーを構築する際には、すごくざっくりのレベルでいうと下記の3つの用途でストレージをマウントすると思うんです。

①OSやアプリケーションのファイルを格納する
 → 主にローカルストレージを利用する。サーバーそのものがクラッシュした場合は、基本的には中身もあきらめる。

②アプリケーションが利用するデータで、特にI/O性能や信頼性が必要なものを格納する
 → SAN等、専用のストレージを用意してサーバー本体とつなげる。サーバーがクラッシュしてもデータは保たれる。

③使用頻度も低く、高いI/O性能も不要だがバックアップ等大量データを保存する
 → NAS等、安価で大容量の外部ストレージかファイルサーバーを用意しネットワーク経由でマウントする。複数のサーバーが同時に使うことが一般的

Azureで仮想サーバーを作成すると、まずOSのディスクとTemporary Storageが追加されます。
これらは、基本的にSLAはないので保存していたデータが失われたら終わりです。

SQL Serverを構築したかったのですが、そのままOSのディスクかTemporary Storageにデータファイルを置くわけにはいきません。
VMに何かあったとしても、データは救いたいからです。
また、定期的にデータをバックアップするNAS的なものもほしいなーと思いました(③に該当するものですね)。

そこで、データファイルを置くためにはマネージドディスクを作成。
手順はこのあたりを参考に。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/attach-managed-disk-portal

バックアップ用には、Azure File Storageを作成し、ネットワークドライブとしてマウントします。
手順はこのあたりを参考に。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/files/storage-how-to-use-files-windows

数分で、SANっぽいのとNASっぽいのを構築してサーバーにマウントできました。
クラウド時代の便利さですね。

マネージドディスクとAzure File Storageの違いや特長に関しては、またの機会に。

この記事を書いた人

C・R
C・R
韓国生まれ オーストラリア育ち 1979年生まれ
オーストラリアの大学を卒業した後、来日。長年大手金融とインターネットサービス企業を中心にテクニカルサポートとインフラ構築に携わる。近年は主にシステムアーキテクトとして活動中。BIと自動化が大好きで、自宅の家計簿をBIで分析し自己満足に浸っている。